無題2
ローソク足が、陽線なのか陰線なのか、ヒゲの存在、実体とヒゲの長さには意味があります。上に長くヒゲがあれば一時はそれだけ値が伸びた、そして売りに押されたことを意味し、下に長ければそれだけ下がった価格がありえるという事、そして買い戻された事を意味します。

十字に近ければ、売り買いが拮抗し相場に迷いや足踏みが見られることを意味します。また古典では相場の転換時に出現するとも言われています。

それぞれ、ローソク実体部と上下のヒゲの長さは、市場心理の強弱を表します。一般的に長ければ強く、短ければ弱いとされています。

様々なローソク足の形や長さがあり、ローソク足チャート分析とは、それらの組み合わせから現在の価格整合性や今後の展望を読み取るということになります。

そして、これらローソク足が全体的に見たどの価格帯に形成されているのかでまた意味付されます。

市場では、皆それを見て取引するわけですから、形成されるローソク足には市場心理そのものが詰まっています。