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化け線とは、下落相場の過程に突然見られる「一本の大陽線」を言います。化け線は一本と知れと言われ、一本のみの出現で、出来高を伴わないのが特徴です。化け線は、瞬間的なリバウンドでしかなく、相場の反転とはならないと暗示し「売りサイン」になります。下落相場で大陽線を見ると底打ちの型に見えるので、買いたい衝動に駆られますが、一過性の上昇ではないかと確認しましょう。

日経平均株価日足チャート(2015/9)です。9/9に化け線を形成しました。出来高にピークをなさない大陽線を形成した翌日は、安く寄り付き下げた小陰線を形成しています。ここで売りサインです。結局反発とはならず、売りに押されてジリ下げに転じ、陰線が続きさらに下降しているのがわかります。
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